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これでカンペキ!長持ちさせるやさしいブラジャーの洗濯方法
直接肌に身につけるブラジャー、しっかり毎日洗濯していますか?
女性にとっては、身近な存在であるブラジャー。ほとんどの人が毎日のように身につけていますよね。そんなブラジャーは、洗濯方法によってはすぐに型崩れしてしまったり、せっかくのレースや生地がほつれてしまったりと、寿命を縮めてしまうんです。
せっかくのお気に入りブラジャーは、できるだけ長持ちさせたい!そんなときには、ブラジャーを洗濯する頻度と、その方法を見直してみてください。理想的なブラジャーを洗う頻度や洗濯方法、そして長持ちさせるコツをご紹介します。
ブラジャーはどのくらいの頻度で洗濯するべき?
ある調査では、ブラジャーを毎日洗濯するという女性は約60%、毎日洗濯しないという女性は約40%でした。半数以上の女性が毎日のようにブラジャーを洗濯しているということですが、約40%の女性はブラジャーを毎日洗濯していないということになります。
実は、ブラジャーは毎日洗濯するべきものなんです。
それというのも、ブラジャーはショーツと同じく、直接肌に身につける「下着」だから。一見するとあまり汚れていないように見えるブラジャーでも、直接身につけているだけで、カップやベルト部分に汗や皮脂がしみ込んで、かなり汚れています。
じゃあ汗をかきにくい冬場なら、毎日洗濯しなくてもいいのでは?と思うかもしれませんね。
気温が下がる冬場でも、重ね着や機能性インナー、エアコンや暖房によって、体は汗をかいたり、衣服の中は蒸れたりしています。夏場のようにわかりやすく汗をかいていなくても、下着にはしっかり汗や皮脂がしみ込んでいるもの。冬だからといって、ブラジャーを毎日洗濯しない理由にはならないんです。
ブラジャーに汗や皮脂がしみ込むと、細菌が増殖しやすくなってしまいます。細菌が増えるとニオイの原因になりますし、細菌や蒸れが原因でかゆみやニキビなどのトラブルを引き起こしたり…。洗濯していないブラジャーが原因で、肌トラブルを起こしてしまうなんて、ちょっとイヤですよね。
ブラジャーを長持ちさせるためにも、肌トラブルを防ぐためにも、ブラジャーは着用するたびに洗濯する習慣をつけましょう。
ブラジャーの正しい洗濯方法
ブラジャーを洗濯する場合、必ずブラジャーについている洗濯の絵表示を確認します。「手洗イ」と表示があるものは手洗いで、洗濯機でネット表示があるものは、洗濯機で洗うことができます。
- 洗面器などの容器に水やぬるま湯を入れます。絵表示に温度表示がある場合は、それに従いましょう。そこへ手洗い用の洗剤を入れて溶かします
- ブラジャーのホックを留めて、肩紐の部分を持ち、容器の中でやさしく「ふり洗い」をします。カップの部分を、容器の中で揺らすように動かすのがふり洗いです。汚れが目立つ箇所があれば、「つかみ洗い」します。指でしっかり汚れを落としましょう
- カップやベルト部分が洗えたら、肩紐も容器の中で洗います
- 容器の中の水を替えながら、しっかりとすすぎます。洗剤が残っていると、色落ちなどの原因になるため、手で洗剤が残っていないか確認しながらすすいでください
- すすぎが終わったら、乾いたタオルでブラジャーの水気を取ります
ブラジャーはデリケートな素材が使われていることも多いので、できればすべて手洗いするのがベストです。しかし、毎日仕事や家事に追われている中で、ブラジャーを手洗いするのは大変ですよね。
そんなときには、洗濯機のドライコースや手洗いコース、ランジェリーコースといった、やさしく洗濯できるコースを活用しましょう。
- ブラジャーはホックを留め、カップの形を整えて、ブラジャー専用のネットに入れます。よくある平坦なネットに入れるとカップが崩れてしまうので、必ず立体的になっているブラジャー用のネットを選びましょう。取り外せるパッドは取り外して、一緒にネットの中に入れます
- 洗濯機のドライコースなど、もっとも弱い水流・短い脱水で洗濯できるコースを選びます。このとき、洗濯するのはブラジャーだけがベストですが、ほかの衣類も一緒に洗濯する場合は、洗濯機に詰め込みすぎないようにします。
ほかの衣類が多すぎると、洗濯中にカップが崩れたり、ブラジャーそのものが変形してしまう恐れがあります。また、濃い色のブラジャーは色落ちすることがあるので、同じ色合いのものと洗濯するか、別にして洗います - 洗剤はおしゃれ着用のものを選びます。ただし、シルク素材の場合は、おしゃれ着用洗剤でも生地を傷めることがあるので、シルク専用のものを選ぶようにしましょう
- ブラジャーの変形を防ぐため、脱水は短めに。1分程度でOKです
洗濯機を使って洗濯するときでも、ネットや洗剤、コースをきちんと選ぶだけで、ブラジャーを長持ちさせることができます。普通のコースで洗ったり、ぎゅうぎゅうの衣類の中に入れて洗ったりしないようにしましょうね。
ブラジャーを長持ちさせる干し方と収納のコツ
ブラジャーを長持ちさせるコツは、洗濯の方法だけではありません。洗濯をしたあとの干し方や、収納方法にも長持ちさせるコツがあります。
- 洗濯ばさみを使って、アンダーの部分をはさんで吊します。挟む箇所は、アンダーの中央やワイヤーの下など、ゴムが入っていない伸びにくいところを選びましょう
- 吊したら、レースやカップの形をしっかり整えます。レースになっている部分は、軽く指で引っ張るようにすると、形が整えやすいですよ
- 必ず、直射日光の当たらない場所で陰干しします。直射日光が当たると、生地の劣化を早めたり、色あせたりする原因になります。陰干しできる場所がない場合は、タオルなどを一緒に干して、ブラジャーに直接日光が当たらないよう工夫しましょう
こんなブラジャーの干し方はNG!
×ブラジャーの中央を物干し竿などに乗せて干す → 重みで型崩れの原因に
×水分がしたたったまま干す → 生乾きの原因、タオルで水分を取りましょう
形を整えて干すのはもちろん、伸びにくいアンダー部分をはさんで吊すことで、ゴムの伸びを防いで、ブラジャーの寿命を延ばすことができます。
洗濯が終わったら、次はブラジャーを収納します。ここでも、ブラジャーの寿命を延ばすひと工夫があるんです。
- ブラジャー全体の形を整え、ホックを留めて、サイドの部分を軽くたたみます
- 肩紐をカップの中に入れます
- カップの形が崩れないよう、ほかのブラジャーと重ねるように、アンダーを下にして収納します。ブラジャーが縦になって並んでいるようなイメージです
こんなブラジャーの収納方法はNG!
×中央から二つ折りにする → カップ崩れの原因に
×ぎゅうぎゅうに詰めて収納する → カップの崩れや生地を傷める原因です
ブラジャーは、やさしく余裕を持って収納することが大切です。
ブラジャーの手洗いが難しくても、洗濯機のドライコースなど使ってブラジャー単体で洗うようにすると、傷みもそれほどひどくはなりません。お気に入りのブラジャーを少しでも長く、きれいに使い続けられるよう、正しいブラジャーの洗濯方法を取り入れてみてくださいね。
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