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多毛症かも?女性の太毛の原因と治療法は?

太毛を気にしているなら多毛症を疑ってみよう。治療についても紹介

男性は顎や太ももに太くて濃い毛が生えてくることがありますが、女性の場合は男性ほど濃い毛が生えてくることはありませんよね。特に顔は産毛が生えるものの、ヒゲのように濃い毛は生えません。

しかし、女性であるにもかかわらず男性のような濃い毛が生えてきた…という場合は「多毛症」という病気が疑われます。果たしてこの原因は何なのでしょうか。
どのような治療法があるのか、治療することになった場合は保険が適用になるのかなどについてご紹介します。

女性の多毛症…原因は?

多毛症という漢字だけを見ると毛が増える症状を想像するかもしれません。しかし、正しくは本来であればやわらかいはずの産毛などが硬毛(こうもう)と呼ばれるものに変化することをいいます。
例えば、髪の毛や眉毛、まつげのようなはっきりした毛が硬毛にあたるのです。

なぜ多毛症になるのかというと大きな原因は体質や生活の乱れにあります。ただ、原因は人によって違い、卵巣や副腎などの病気が隠れている可能性もあるので十分な注意が必要です。

毛が太くなっても処理すれば良いだけと思う方もいるかもしれませんが、病気のサインとして多毛症になるケースもあるため、多毛症が疑われる症状があった場合は病院で検査を受けましょう。

多毛症には大きく分けて遺伝が大きく関係している無性毛型多毛症男性ホルモンの働きが関係している男性型多毛症の2種類があります。このうち男性型多毛症は婦人病にも指定されており、ほとんどの方はこちらに該当するので、ここでは男性型多毛症についてご紹介しましょう。

男性型多毛症の大きな原因は体内でホルモンバランスが崩れ、必要以上に男性ホルモンが分泌されることにあります。特に40~50代以降の女性は閉経によりホルモンバランスが変化しやすく、多毛症になりやすいので注意が必要です。

多嚢胞性卵巣症候群が原因の多毛症

まだ原因ははっきりと解明されていないのですが、通称PCOS(ピーコス)と呼ばれる多嚢胞性卵巣症候群が多毛症と深く関わっているとされています。これは排卵障害の一種で、うまく排卵が行われないことにより男性ホルモンが増え多毛症を引き起こすと考えられているのです。

毛が濃くなる以外の症状

多毛症になるとただ毛が濃くなるだけでなく、ニキビができやすくなるケースも多いです。また、月経が周期通りに来なかったり、男性のように声が低くなるなどの症状が現れる方もいます。
これらの症状の中で思い当たることがある方も多毛症を疑ってみましょう。

多毛症の病院での検査について

多毛症が疑われる症状があり、病院を受診した場合には次のような検査が行われます。まず、病院は婦人科や美容皮膚科などを選択しましょう。ここではホルモン検査が行われます。ご紹介したように毛の状態は男性ホルモンと深く関わっているからです。

他には必要に応じて超音波断層法やCT、MRIなどの画像診断法も行われます。

多毛症の治療法

何らかの疾患が原因となっていた場合はその疾患の治療が行われます。ホルモンバランスの変化が原因だった場合にはホルモン療法を行うのが一般的です。また、人によっては服用している薬が原因の可能性もあるため、この場合は薬の種類を変更するなどの対策も必要になるでしょう。

どのような治療を取り入れることになるかは状態や原因によって大きく異なります。まずは医師に相談をしてみましょう。

多毛症は保険適用範囲内?

まず、多毛症かどうかを判断するための検査には健康保険が適用されます。
ここで多毛症ではなく、ただ単に毛深いだけと判断された場合、治療には保険が適用されません。疾患が原因で多毛症になっており、その治療を行う場合は保険の適用となるので安心です。

しかし、効果増大を期待して取り入れる飲み薬による薬物療法は健康保険の対象外となるので注意しておきましょう。多毛症と判断されればすべての治療に保険が適用されるわけではないのです。例えば、多毛症の治療の一環としてレーザー脱毛が行われることもありますが、この場合も保険が適用できる場合もあれば適用されないこともあります。

保険を適用してもらうためには美容目的の脱毛ではないということが認められなければならないため、レーザー脱毛での治療を検討している方は医師によく相談してみましょう。

「ただ毛が濃くなっただけ」と思うのは危険

毛が濃くなったということは、体内で何らかの変化が起きているサインでもあります。特に注意が必要なのが男性ホルモンを作る卵巣や副腎に何らかの異常があり、多毛症になっているケースです。

これらの臓器に悪性の腫瘍が発生していることが原因でホルモンバランスが変化する可能性もあるため、ただ毛が濃くなっただけと甘く考えるのではなく、病院で検査を受けましょう。

多毛症の約半数は特発性多毛症と呼ばれる原因不明のもので、大きな病気が原因で多毛症に繋がるケースはそれほど高くはありません。それでも万が一の可能性を考え病院で診察を受けることを検討してみてくださいね。

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