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症状は?対処法は?歯肉炎・歯周炎の違いと10のセルフチェック

歯周病を見つけるセルフチェックで虫歯や歯槽膿漏を防ぎましょう!

歯肉炎と歯周炎、どちらも虫歯に繋がる口腔内の症状、ということを知っている人は多いと思います。

しかし、どちらにどんな症状があるのか、どんな対処をするべきなのか、はっきりと答えられるという人は少ないのではないでしょうか。

歯肉炎と歯周炎は、どちらも「歯周病」の症状です。歯周病はいずれの症状も自覚症状が少なく、気がつくと大変な状態になっていた、ということもある恐ろしいものです。

症状が軽いうちにセルフケアをおこない、なるべく早く歯科医院に行けるように、歯肉炎と歯周炎の違い、そして歯周病を見つけるセルフチェックの方法について、しっかり知っておきましょう。

歯肉炎の症状、原因と対処法

歯肉炎は歯周病の初期段階に起こる症状のひとつで、歯肉(歯ぐき)が赤く腫れて炎症を起こしている状態です。

歯肉炎の症状

歯ぐきが腫れ、歯磨きをすると出血があります。腫れている歯ぐきに触れると痛みを感じることもありますが、触れなければ痛みはほとんどなく、症状に気がつきにくいのが特徴です。

歯肉炎の原因

主な原因は、歯の周りにある、歯と歯肉のすき間(歯周ポケット)に歯垢(プラーク)や歯石などの汚れがたまってしまうことです。

歯肉炎の対処法

歯周病としては初期段階なので、ブラッシングなどで歯周ポケットにある汚れを取り除けば、改善させることができます。

しっかりブラッシングしていても出血が続いたり、腫れや痛みがひどくなったりするようなら、早めに歯科医院で診察してもらいましょう。

歯周炎の症状、原因と対処法

歯肉炎を放置したことで、症状が進行してしまうと、歯周炎になります。

歯周炎の症状

歯肉炎と同じく、歯ぐきから出血したり、腫れた部分が痛んだりします。さらに、歯を支えている部分が溶け出し壊されていくため、歯がグラグラしてきます。

また、歯ぐきが下がるので、歯が長くなったように見えることもあります。

歯周炎の原因

歯肉炎と同じく、歯周ポケットの汚れが主な原因です。そのほかにも、口呼吸や喫煙、歯ぎしり・食いしばり、噛み合わせの悪さといった習慣によって歯肉炎の症状が悪化し、歯周炎になることもあります。

歯周炎の対処法

歯肉炎よりも歯周ポケットが深くなっていることが多く、ブラッシングなどのセルフケアだけでは、改善することが難しくなります。

歯周炎が進行すると、虫歯や、歯ぐきから膿が出る歯槽膿漏といった症状に進行してしまうので、早めに歯科医院で診察してもらいましょう。

歯周病になってない?歯周病を見抜く10のセルフチェックポイント

歯周病のうち、歯肉炎は自覚症状が少なく、症状が現れていても見逃してしまいがちです。こんな口腔トラブルが見られたら、歯周病になっている可能性があるかもしれません。

歯ぐきからの出血が続く

健康な歯ぐきは、固いものを食べたり歯磨きをしたりした程度では、出血することはほとんどありません。
歯磨きをするたびに出血があったり、固いものを食べると出血することが多かったりする場合は、歯周病を疑いましょう。

口臭が気になるようになった

歯周病になっていると、歯周ポケットの深い部分に歯垢などの汚れが残っていることになります。すると、しっかり歯磨きしていても口臭がしやすい状態になるのです。

歯磨きしていても口臭を感じる、急に口臭がキツくなったという場合は、歯周病の可能性があります。

歯ぐきの腫れや、赤色・紫色への変色がある

歯ぐきが腫れてくると、ブヨブヨとした柔らかい感触になります。また、健康な歯ぐきはピンク色ですが、歯周病が進むと赤や紫色へと変化してしまいます。

固いものを噛むと歯や歯ぐきが痛む

歯周病が進むと、歯を支える組織が溶け出してくるため、おせんべいなどの固い食べ物を噛むと、痛みを感じることがあります。

歯がグラグラする

歯周病の症状がない健康な歯でも、多少動くことがあります。しかし、はっきりわかる程度に歯がグラグラしている場合は、歯周病の症状が進行している可能性があります。

歯ぐきが下がった、歯が長くなった

歯周病が進行すると、歯ぐきが弱って下がっていきます。そのため、歯が長くなったように見えることがあります。

歯と歯のすき間が広がり、ものがよく挟まるようになった

歯周病の進行によって、歯の周辺や歯周ポケットに歯垢や歯石がたまることで、歯と歯の間を押し広げることがあります。以前と比べて食べ物がよく歯に挟まるようになったり、歯が浮いたような感じがしたら、歯周病を疑いましょう。

噛み合わせが悪くなった

歯周病によって歯が元の位置からずれ、噛み合わせを悪くしている可能性があります。

歯ぐきから膿が出る

歯周病による歯ぐきの腫れが悪化すると、歯ぐきに膿がたまり、歯磨きなどの刺激が与えられることで、痛みと共に膿が出てきます。膿が出れば一時的に痛みも収まりますが、歯周病を治療しなければ再び海がたまってしまいます。

糖尿病を発症している

糖尿病になると体の免疫機能などが低下し、感染症にかかりやすくなります。歯周病は細菌の感染や繁殖が原因で起こりやすいため、糖尿病が発症していると歯周病になるリスクが高まります。

また、歯周病になっていると、インスリンの働きを妨げることがあり、糖尿病の悪化を招く可能性もあります。

口臭は、胃腸など内臓の不調によって引き起こされることもあり、これらの症状があったからといって、すべてが歯周病とは言い切れないこともあります。

しかし、口腔トラブルが歯周病によるものなのか、ほかの不調や疾患によるものなのかをはっきりさせるためにも、まずは歯科医院で口腔内のチェックをおこなってもらうようにしてください。

歯周病の症状が進んでしまうと、セルフケアだけでは症状を改善することができず、歯科医院での治療にも時間がかかります。歯肉炎の段階ですぐに発見できるように、日頃のケアでは口腔内の観察もしっかりおこないたいですね。

治療が長引き困難になってしまう前に歯科医院で診察を受けるためにも、歯周病かもしれないサインを見逃さないようにしましょう。

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